第3回シンポジウムアンケート結果


シンポジウムでいらっしゃった方々へのアンケートがまとまりました
今後の活動に役立てさせて頂きます!



アンケート結果

入場確定者数32名、うちアンケート回答者26名
年齢 職業 居住地域
20代 7
30代 8
40代 5
50代 1
60代以上 1
無回答 4
学生 6
教育関係者 5
主婦 2
会社員 2
公務員 1
マスコミ関係者 1
無職 1
無回答 8
市川市内 7
東京都区部 6
浦安市 4
千葉市 1
船橋市 1
習志野市 1
東京都市部 1
神奈川県 1
栃木県 1
無回答 3

(1)今回のイベントをどのような媒体で知りましたか?   (複数可)
知人.団体 8
新聞 5
メルマガ 5
チラシ 3
その他 7
無回答 2
 
(2)教育全般について
1.あなたがもっとも教育で関心のある事柄は何ですか?
  (複数可)
総合的学習 12
フリースクール 9
地域との交流 7
ボランティア教育 6
学習塾 5
幼児教育 5
学習障害 4
受験 4
週休二日制 3
ホームスクール 3
不登校 3
学級崩壊 3
習い事 2
いじめ 2
サポート校 2
部活動 1
その他 3
無回答 3

2.現状の教育を、変える必要があると思われますか?
  また何らかの変革が必要だとすれば、それはどのような事
  だとお考えですか?


・ 教育分権の推進(制度面への取り組みも併せて)
・ 学校以外の企業等との協力
・ 子どもの人数の調節、又は複数担任制が必要
・ NYジュリアーニ市長のように、地域全体による教育が必要
・ 市民から一緒に考える事のできる場とネットワークを
・ コミュニケーションの力をつけること
・ 各学校が目標を提示し、賛同する保護者が選択できる学校
・ 主人公は"子ども"ということを意識しての改革すべき
・ 学校の役割を極小化する
・ 母と子の言葉のかけ会いが今後の社会がかえる
・ 強制的(興味、時間等)に学ばされる体制を変える
・ 教師の採用とカリキュラムに工夫をし、目標ありきの内容にする
・ 教育の場の多様性と少人数教育
・ 子どもたちに学校が選択でき、さらに豊かな選択肢があること
・ 金子みすずの詩の一節が本当に反映される教育現場に
・ 日本型チャータースクールという選択肢を作ってみること
・ 頑張っているフリースクールを、何らかの制度で助けること
・ 自律的な生徒を育成すべく、教員のスキルアップ、意識変革が必要
・ 親の考え方はとても大切!互いに協力しあうネットワークが大切
(3)イベントの形式について
1.このような座談会スタイルのイベントをどう思われますか?
とても良い 21
どちらでもない 1
あまり良くない 0  
講演会の方が良い 0  
無回答 4

2.イベントの形式や内容に関して何かアイデア等ございましたら教えてください

・ 知識や事例研究する勉強会的なものもあるとよい
・ MLを活用して知識や意見の共有、交換をしたい
・ このようなイベントに行政側の参加があったらもっといい
・ 主催者の筆認は見ていてあまりいい雰囲気ではない
・ 互いの交流ができるような何かがあるといい
・ 新しい教育の形を模索中の方のお話を聞ける機会があれば嬉しい
・ 形式は良い。イベント中のやり取りはとても活発との印象。

(4)チャータースクールについて少しでも知って
  いましたか?
はい 22
いいえ 3
無回答 1
 
(5)どのような学校が理想の学校だとお考えですか?

・ 公立校の授業内容の弾力化し、それでも受け入れが難しい所をチャータースクール(公費をつぎ込む"チャーター"が重要)orフリースクールでフォローする体制
・ 子供一人一人が、生き生きとすごせる学校
・ 子供に生きる力を与えられる学校
・ 子どもが自己の意見を自由に表現できると同時に、他人の意見も受け入れることを身につける学校
・ つくえといすのならばない学校
・ "元気"になる学校
・ 学校に民間企業と同じような経営能力が必要と同時に各教師に危機感をもたせる必要性もある
・ 理想の学校はありえない
・ ツーカーの仲というほどお互いのキャッチ能力のするどさ
・ 学ぶ内容が多様であり、自分にあった方法とペースで行える
・ シュタイナーのような子どもも先生も自分には自分のすばらしい価値があるということを一人一人が思える学校
・ ひとりひとりの子供が認められる、受け入れられる学校
・ イギリスのサマーヒルスクールの理念に基づいたアメリカのフリースクールに1年滞在たが、そこの学校は理想的
・ 子どもが主役で学校・家庭・地域 3者がうまく結びついた学校
・ 色々な学校がある状態が理想
・ 出身中高は私立で、自由と規制がマッチしていて、理想の学校
・ 才能を引き出される環境が有り、生徒の意欲が高く保たれている状態の学校
・ 娘は高3になるが、やはり自分自身に自信を持って自分を愛せる子供に!又、人とのかかわりを大切に出来る子が育つ学校
(6)ご自由にご意見・ご感想などをお書き下さい

・継続的な勉強をしていきたいと思う

・先生の能力の向上について何かできると思い、はじめてこのような会合に出席した。外資系保険会社グループでカリキュラム開発、実施、トレーナーの採用、トレーニング、コーチングをしているが、その上で、教師(トレーナー)の質が、学校や企業でものすごい影響力があるので、自分が今している事はおそらく学校の先生に十分応用がきくと思っている。一度先生同士のあつまりがあったら、ニーズにあわせて能力向上するためのものを提供できると思うので、その会合に参加させてもらえないか?

・ 上杉先生のお話は、チャータースクールを全く知らず、教育関係の知識も一切ない私にも非常にわかりやすく、理解しやすい言葉で、大変興味深く感じた。たくさんの大人の方々が子供達の教育・将来について、真剣に議論している姿にジーンと何か熱いモノがこみあげてきた。こころの教育や、親子間のコミュニケーションのあり方に強く関心をもっているが、まだまだたくさんの課題があると思う。100人いれば100通りの意見もあると思うけれども、みんなの気持ちが一つの方向に向かいはじめた時、必ず結果は出ると思う

・ 学校の要素に反対する形で新たなものを作れば、必ずもとの学校のあり方に縛られる人に不安を感じさせることになるだろう。私は既存の学校に対置するものとしてのチャータースクールよりも家庭教育を基盤とする教育を目指すホームスクールの拠点としてのチャータースクールを望む。ホームスクーラーは、自由で主体的な学習を望むゆえに学校には行かないが、学ぶ機会や交流の機会を欲している。彼らのネットワークの拠点として、充実した専門家なども存在する機関があれば、ホームスクーラーにとって何よりである。したがってチャータースクールの機能としてホームスクーラーへのサポートのシステムもあるといいと思った。とても興味をそそられる討論会だった

・ 私は5人の母で、それぞれ私と子という一本のラインでのつながりを大切に生きていました。長男のとてもスローペースの生き方に初めまよい、苦しんだけれど、そこで私がきづきということを大切に生き、いまは、とてもコミュニケーションのとれる母と子のつながりとなっている。子育ての結果(目標)は、それぞれに相手が出来、「お母さん、この人と結婚できて私はとても幸せです」という一言がほしくて毎日すごしている。一度話をしたい

・ 上杉先生の最後の言葉がとても大事だと思います。母として地域として自分からも何か発していければと思います

・ 上杉先生はお話の中で、今の子どもに足りない学力(自分に対する自身、関係を持つ力、個性尊重)をうばってきたのは、現在の学校である・・・という反省の上に立って話をしてほしかった

・ 自分は学校教育は全くの門外漢だが、既存学校であれ、チャータースクール、フリースクールであれ、博物館も積極的に活用してほしい。図書館の活用は語られることは多いが、博物館はほとんど無視されている。しかし、例えば中央博物館には歴史から環境学習まですべての分野が含まれている。体験学習もありますので、ぜひプログラムの内に入れてほしいと思う。特に市川には産業科学館・歴史・考古博物館と、資源は豊富。ぜひ積極的な活用を。ただし、博物館側にも問題はあり、教育機能は極めて不十分なのが現状。でも十分変われる(博物館にニーズをぶつけてほしい)ので、この博物館という手段も検討してほしい

・ NHKスペシャルを昨日見ており、本日のフォーラムは面白く感じた。スクールの実現には、教師の育成の他、経営マネージメント力も必要かと思い、将来のフォーラムの際、ディスカスのテーマとして好適だと思う

・ 行徳でNPO活動を行っている方もいっていたが、現在の親が学校に求めている事が多すぎるように思う。それに対し、学校ができる事には限界があり、それを正確に把握する事が、よりニーズに合ったチャータースクール作りにつながるのではないだろうか。本日は個人的に非常に勉強になった

・「子供達が、自分の興味関心に従って好きなことをさせ続ければ、自分で読み書きの必要性を感じて(目的意識)自分で学ぶ意欲を出す」という理念が自分にもある。それをアメリカのCSや、あと、ドリームプラネットなどで実践(著書で見ただけだが)しているのを聞いたことがある。周囲にいる保護者と話をしていても、ある程度の賛同は得られるが、「本当にどの子もそうなの?一部の子だけではないの?」「小学校低学年に期待ができるの?」などの心配がとにかく多い。極論で言えば「子供への不信」だろうか?それは自分にもある。まだ勉強不足で、それに関連するデータがどれだけあるのかわからない(あれば提供をお願いしたい)。不信感を抱く親に、できるだけ確証できるもので説得できれば、と、強く願っているが、無理なことなのか、自分がそんなことを考える事自体に問題があるのか、と、わけわからない状況にいる

・評価について質問したが、その背景について。自分が滞在したアメリカのフリースクールでは、そこを卒業(5才〜15才であるが多くの子が15才ぐらいで地元のハイスクールへ行っていた)し、他の学校へ移るときに、次の学校へ送らなければいけない「評価」を、わざとうんと遅らせて提出していた。何故かというと、その学校出身の多くの子は、はじめ試験の成績がとても悪いので、あまりよい評価を送ると、そこに大きなギャップが生じてしまうから。それが半年もたつと、その子たちは逆にすごくよい成績をおさめるようになっている。だからその頃に届くようにしている・・・という話だった。どうしてそういうことになるのか。それは、その学校で子どもたちは単なる学力ではない、言うなれば、そのさらに"もと"になっている力を養っているからだと思う。その力は非常に大切なものであるけれども評価するのが非常に難しいものでもある。こういうものをきちんと評価する目が、評価する側にない限り、教育要領などの押しつけがなくても、結局、この評価というものを使って今までの学校の価値観が押しつけられることになってしまうのではないかと懸念している。この問題がなければ、チャータースクールの理念はすばらしいと思うのが…

・今回のテーマである、チャータースクールは教育改革のひとつとなり得るのか?…なり得る。本気で自分のやりたいことをやりたいと思う子どもと、本気で子どもの能力を伸ばしていきたいと思う親と、本気でチャータースクールをやっていきたいと思うスタッフと、それを支えようとする地域があれば!上杉先生もいっていたが、何より重要なのは子どもを主役としたそれを取り巻くパートナーシップだと考える。あとは「みん市」がどういう学校を作っていきたいかという明確なコンセプト。そのコンセプトで心をつかんでほしい。多くの困難があろうとも信じれば必ずできる。「みん市」を応援する

・とにかく第一にすることは、作りたいスクールの中味について具体的につめていくことだと思う。それを広く行政、市民に知らせていくことも必要。地域のもり上がりが必須

※ご意見の一部を編集または割愛させていただいたものもあります。ご了承下さい。

本当にたくさんのご意見、熱いメッセージをありがとうございました!

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